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制作実績
Projects

数字と、仲間と向き合う。
西岡会計事務所
Member :
  • Account Director
    Kosuke Sakaguchi
  • Director
    Hana Suzuki
  • Designer
    Mineo Okuda
  • Engineer
    Mineo Okuda
  • Photographer

御縁からはじまる出会い

海・山・川の大自然に恵まれ、グルメや歴史も豊かな和歌山県。この魅力ある地域を古くから支え続け、確固たる存在感を放つ西岡会計事務所さま(以下、西岡会計さま)の採用サイト制作に携わらせていただくことになったのは、以前サイトを制作させていただいた、和歌山県新宮市にある株式会社ベストパートナーさまからのご紹介がきっかけでした。

本来であればすぐにでもお伺いし、直接お顔を合わせてお話ししたかったのですが、当時はコロナ禍の真っ只中。安全面を第一に考えて、まずはオンラインでのヒアリングからスタートすることになりました。

お客さまの伴走者であるために

画面越しにお話をお聞きする中で、まず驚いたのは「60名以上のスタッフが在籍する県下最大規模の会計事務所」であるということでした。

その圧倒的なスケールの理由は、自社のことを会計事務所ではなく「一企業」として捉える独自の姿勢にありました。

会計業務の基本的な部分はしっかり押さえつつ、スタッフの一人ひとりが「売上を伸ばすこと」を意識して仕事に臨む。そうすることでお客様の経営状況をより深く理解し、的確なアドバイスができるようになるのだそうです。さらにそれが、新たなお客様の獲得や、新しい仲間との出会いにも繋がっていく。従来の会計事務所のイメージを覆す斬新な発想に、私は深く感銘を受けました。

「『規模が大きい組織』だからこそ持っている情報や技術がある。自社の成長に活かせるヒントを得たいと考え、私たちを選んでくださる方も多い」

ご担当者さまのその言葉に、深く納得したのを覚えています。

また、税務・会計業務にとどまらず、経営や人事にまつわるコンサルティングまで幅広く手がけていらっしゃるのも西岡会計さまの大きな特徴です。「お客さまと共に発展していく会計事務所でありたい」というおもいを言葉だけで終わらせず、多種多様なサービスを通してしっかりと体現されている姿に、思わず「かっこいい!」と憧れてしまいました。

西岡会計事務所として伝えたいこと

画面を通しても伝わってくるご担当者さまの気さくなお人柄に甘えながら、時には真剣に意見交換を重ねることで、核となる2つのポイントが見えてきました。

  • 学生の心を掴む採用サイトであること
  • 求職者が持つ「会計事務所」のイメージを覆すこと

創業50年以上を誇る西岡会計さまは今、まさに世代交代の時を迎えています。中途採用よりも新卒採用に重きを置くことで、社内に真っさらな新しい風を吹き込み、これからの西岡会計さまの強みをつくり出していきたいという熱いおもいをお持ちでした。

突然ですが、「会計事務所」にどのようなイメージをお持ちでしょうか。「真面目」「堅実」「気難しい」「寡黙」など、少し硬い印象を浮かべる方が多いかもしれません。当時の私もそうでした。

西岡会計さまは、こうした昔ながらのイメージを払拭するだけでなく、「デスクワークだけでこなせる仕事だと思っていた」「人と喋らなくても良いと思っていた」というような、入社後のギャップを事前に防ぐことも重要視されていました。

「西岡会計だから働きたい!」と思ってくださる方で、エントリーが溢れる未来を目指して、いよいよプロジェクトが動き出しました。

温度のある会計事務所

そして、初めてオフィスへお伺いさせていただいた日。心の中でどこか身構えていた私は、次の瞬間、「思っていたのと全然違う!」と衝撃を受けることになります。

なぜなら、どこを見渡しても、誰とお話ししても、笑顔、笑顔、笑顔。そんな温かいエネルギーに満ちあふれた空間が広がっていたからです。

組織のスケールやサービスの幅広さはもちろんですが、「素敵な人たちがこんなにもたくさん揃っていること」こそが、西岡会計さまの最大の魅力。そう確信した私は、スタッフのみなさまのお人柄や人間味がしっかりと伝わるページをご提案させていただきました。

らしさが溢れる「スタッフ紹介」

例えばスタッフ紹介のページ。撮影時間はお一人5分にも満たない短い時間でしたが、ある方は歌を歌いながら、またある方は周りにアイデアを求めながら、思い思いのポーズをとってくださいました。

こんなにも生き生きとした表情をカメラに向けてくださると思っていなかった私は嬉しくてたまらず、しばらくの間、撮影データを眺めてはふっと笑顔になる日々を過ごしていました。

ちなみに、お写真の並びがランダムになっているのは、ご担当者さまからの「役職だとか年齢だとか、そういうのはここに要らないでしょう」という一言がきっかけです。これも、西岡会計さまのフラットで温かい関係性だからこそ叶う演出だなと感じます。

オフの顔が見える「スタッフインタビュー」

そしてもう一つ、スタッフインタビューのページでは、「オフの日の自分」というコンテンツをご用意しました。ビシッと仕事をこなす普段の姿ではなく、あえてスタッフみなさまの人となりや私生活が見えるお写真を掲載しています。

会計事務所で働くことの心理的ハードルを下げると同時に、求職者のみなさまが「あ、この先輩と共通点がある!」「私でもここなら楽しく働けそう」と思えるきっかけを作れたら。そんなたくさんの優しさが込められたページになっています。

さいごに

この制作期間中、私が一番好きだったのは「楽しんでいるみなさまの姿」を見ることでした。私たちがご提案したことを、何でも「面白がって」取り組んでくださる姿に、いつも救われ、たくさんの刺激をいただきながら制作を進めることができました。

また、西岡社長がお話しくださった言葉の中で、強く心に残っているメッセージがあります。

「難しい内容を噛み砕いて説明できる人=コミュニケーションに興味がある人」

知識がないお客様の興味を惹きつけることができるのは、専門的な知識やスキルをひけらかす人ではなく、相手の目線に立てる人。綺麗な言葉を使って分かったように伝えるのではなく、たとえ拙くても「自分の言葉」で伝えることを大切にしたい。私自身、ライターとしての原点に立ち返らせていただいた大切な教えです。

そして嬉しいことに、西岡会計さまからは採用サイトのみならず、コーポレートサイトやパンフレットの制作も追加でお任せいただくことになりました。こちらについてはあらためてブログでご紹介させていただきますので、ぜひ楽しみに待っていてくださいね。

遠方での撮影に快くご協力くださったフォトグラファーのknotさま、そして西岡会計のみなさま、本当にありがとうございました。一人ひとりの笑顔と想いが溢れるこの新しいサイトが、未来の素敵な仲間たちのもとへ届きますように。