ディレクター 西澤 まり子 × コーダー 六川 千甫
2021年4月に新卒入社し、今年入社4年目を迎える現ディレクターの西澤さんと現コーダーの六川さん。
デザイナーからディレクターへ、デザイナーからコーダーへ、ジョブチェンジを経て入社4年目を迎えられた2人がこれまでウィルスタイルでどのように過ごしてきたのかをお聞きしました。
2人の入社エピソードについては、それぞれブログで紹介しておりますので
宜しければあわせてご確認ください。
私がここにたどり着くまで
私がデザイナーとしての一歩を踏み出すまで
ー 今の仕事内容を簡単に教えてください。
西澤 今はディレクターなので、新規のお客様の対応やご提案、制作中のサイトはディレクションをさせていただいています。そのほかにも新しい事業や総務の仕事にも携わっています。
六川 私はコーダーなので主にサイトの構築をしています。その他には、サイトの更新などがあった場合にお電話やメールでお客様とやりとりし、対応をするサポート業務や、弊社CTOの奥田さんと進めているUIの事業にも携わっています。
− 2人とも幅広い仕事をしていますね。
西澤 色々なお仕事に挑戦させていただけるのは、ウィルスタイルの特徴でいいところだと思います。
− 2人は同時期の入社でしたが、お互いの第一印象はいかがでしたか。
西澤 入社式の前に、奥田さんがデザイナーに対して開いてくださったオンラインの勉強会が初めての顔合わせでした。画面越しでは、なんとなく六川さんは身長小さい方なのかなと思っていたので、入社式で実際お会いすると思っていたよりも身長が高くてびっくりしました。
六川 私は逆に西澤さんはすごく背の高い方だと思っていたので、私よりも身長が低いことに少し驚きました。
− 入社から4年が経ちますが、入社当時とどのような関係性の変化がありましたか。
西澤 最初は2人ともデザイナーだったのですが、2人とも社内ジョブチェンジをして、ディレクターとコーダーという関係です。一緒にお客様のもとに伺ったりすることはほとんどなく、業務中にともにする時間は少ないですが、私が六川さんにお仕事をお願いすることは実は多くて。
最近はデザイナーとコーダーが分業して役割分担をすることが多いので、制作時にはディレクター・デザイナー・コーダーでチームを組むことが多くあります。昨年制作させていただいた株式会社HA-RU様のサイトや、今制作中のサイトでも、私がディレクターを担当しコーディングを六川さんにお願いするということがよくあります。進めやすいように気配りくださったり、助かることが本当に多くて、つい依頼してしまいます。
− 辛かったこと、しんどかったことはありましたか。
西澤・六川 そりゃあ、ありましたよね。(笑)
西澤 入社して4ヶ月ほど経った夏頃です。デザイナーとしての業務だけではなく、ディレクションのお仕事からサポートの業務まで、わからないことがたくさんあるにも関わらず全部の業務に携わっていた時期が一番しんどかったように思います。特にデザインの業務はまとまった時間が必要となる中で、ディレクションのお仕事があることでその時間が取れなかったり。今はディレクターの業務に絞って仕事をしていますが、両立していた時期はしんどかったように思います。ですが、結果としては色々なことに携わっていたことがディレクションにも活かされていてよかったと思っています。
六川 精神的にしんどかったのは2年目直前の秋冬くらいです。当時は、更新サポート*まで手が回る人数が今ほどいなかったのと、リモートワークでわからないことがあってもスムーズに相談できず、タスクが山積みになったことがありました。ですが、奥田さんから「スケジュールを今よりもさらに細かく整理してみるといいよ」とアドバイスをいただいて、実際に分単位でスケジューリングしてみると、今日やるべきことが可視化されて、意外と捌ける仕事量かもしれないと気づいて。スケジュール管理は思った以上に重要なものなんだと思いました。
*更新サポート webサイト公開後、掲載している情報の更新や写真の変更などの運用支援サービス
西澤 たしかに、六川さんにお仕事を依頼する際、「できる」か「できない」の判断や、いつまでにできるかなどの予定日を明確に答えてくださいます。それは現在抱えている仕事量やそれぞれの締め切りを詳細に把握しているからだと思います。
− 入社4年目になり、自分の中で成長した・変化したと実感する面はありますか?
六川 代表の坂口さんから本当によく喋れるようになったと言っていただいていますが、正直なところ自分で変わった実感はないです。強いて言うなら、以前よりも話す機会が多くなった分、話す前にどこまで準備したらいいのかがわかるようになってきたり、話すときにスイッチを切り替えられるようになったことです。それが結果的に「話せるようになった」と言っていただけているのかなと思います。
西澤 私は六川さんと対照的に、スイッチの切り替えをやめられたことです。社内外問わず、思ったことをそのまま素直に話せるようになって、素で居られるようになってからは、気持ち的に楽になりましたし、変化した部分かなと思います。
− 同期がいてよかったと思う瞬間があれば教えてください。
西澤 ウィルスタイルは、ほとんどの社員同士の年齢が近く、入社歴関係なく色々なお話もするので、いい意味で「同期の特別感」はないように思います。社員の1人として六川さんもいる感じ。
六川 そうですね、私も西澤さんと同じ認識です。ただキャリアが近い分、忙しそうだったりすると共感もしますし、しんどさも自分と近いところがあるのかなと思うと、「私もがんばらなきゃ」と思いますし、同期の西澤さんがいてくださること自体が自分の原動力になっています。
− お互いの尊敬しているところはありますか?
西澤 構築段階で納期が短くなってしまっていたり、私からも色々とお願いをしてしまって、しんどいこともあると思うのですが、六川さんはそれを表に出さずに一生懸命取り組んでくださいます。助かることがとても多く、つい六川さんに頼ってしまいますし、その姿をみて、私もより一層がんばろうと思えます。
六川 私も西澤さんの、挫けずにコツコツとがんばっている姿をみて、がんばろうとパワーをもらっています!西澤さんは特に、社内外問わず誰にでも丁寧に接していらっしゃることがすごいなと思います。例えばチャットツールでメッセージやお仕事の依頼をくださる時も指示が明確で、かつ分かりやすいようにまとめてくださっている。そんな細かい配慮にいつも助けられていますし、一緒にお仕事がしやすいんです。
− 後輩へはどんなアドバイスを送っていますか?
六川 私は、質問されたことに対して「なぜ」までをしっかりつたえることを意識しています。単に手順だけを教えたところで、その物事の本質や意味を理解できないと、同じことを繰り返してしまうからです。そこを理解してもらった上で、質問や疑問点があれば、できるだけこたえるようにしています。私自身も理解が早いタイプではなく、何回か聞いて、やっと点と点がつながることもあるので、質問しやすい雰囲気をつくることも大切にしています。
西澤 六川さんは、何も言わずともそっと後輩の側にいるイメージがあります。そんなさりげない優しさに安心するだろうなと思いますし、六川さんには質問をしやすいんだと思います。
− 西澤さんはいかがですか。
西澤 ディレクターは、プロジェクトによっても進め方が変わってきたり、コミュニケーションの取り方も様々なので、ノウハウなど一概に教えられるものが少ないように思いますが、どんなことも、確認はできるだけ細かくするようにしています。議事録の取り方やメールの書き方など、「間違っているわけではないけど、こうするとより良い」というような、なんとなくそのままになりがちなところも私なりにフィードバックするようにしています。
− 仕事以外での楽しい場面や、ウィルスタイルの好きなところはありますか。
六川 お弁当を持ってきていないスタッフを誘ってお昼に一緒にご飯を食べにでることです。他にも、コーヒーが好きなのでコンビニにコーヒーを買いに行ったり、ときには贅沢にコーヒーショップへ行ってみたり。近くにそういうお店が多いので、スタッフと一緒に昼休憩でリフレッシュしています。
西澤 趣味が近い人が多いのがとてもいいなと思います。友達に話すようなたわいもない会話を会社の人ともできるし、もし大学の同級生だったとしても同じグループで仲良くなっていただろうなと思う人が多いなと思います。
六川 確かに一対一だと仲良くなれると思いますが、西澤さんはキラキラ大学生だったと思うので同じグループではないと思います!(笑)
西澤 ええ!!!(笑)
− 休日はどんな風に過ごしていますか?
西澤 習い事に行ったり、アウトドアに出かけたり、家で寝ていたら1日が終わっていることも稀にあります。抜けていたことを思い出すことはありますが、休日に仕事をしたり考えたりすることは基本ないですね。落ち込んでいたとしても休日は休日で楽しみます。アクティブに過ごすとより休日の実感が沸くように思います。
六川 私は、逆に切り替えができなくて、休みの日にタスクを思い出したりメールをみてしまったりするので、西澤さんのように「それをしているときは仕事を忘れられる」というような趣味を見つけたいと思っています。最近はカメラにハマり始めて、レンズを購入したり写真を撮りに出かけたりするようになりました。
− 今後の目標を教えてください。
六川 私は、「六川さんにお願いしたい」と言っていただけるようなコーダーになることです。
西澤 私は社内外問わず、信頼してもらえるようなディレクターになることです。
六川 もう信頼しています!
終始和やかな雰囲気と笑顔が溢れたインタビュー。ジョブチェンジを経て様々なことを乗り越えてきた2人の3年間と現在の心境をお聞きし、ウィルスタイルの温かな雰囲気と仕事に対する想いを改めて感じることができる時間となりました。2人の今後の活躍がとても楽しみです。
Interviewer:Designer Ayaka Okamoto
Author:Director Saya Yoshikawa