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「自分らしい」就職活動

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初めまして。ウィルスタイルの吉川です。
私は2024年3月に関西学院大学社会学部卒業予定の大学4年生で、現在は学業と両立させながらインターン兼アルバイトとして働かせていただいております。

来年の4月に本入社させていただくのですが、新卒で業界未経験であること、また新卒者の内定後、長期間でのアルバイト入社はウィルスタイルで前例がなく、色々な「初めて」に挑戦させていただいている日々です。このブログを通して、ほんの少しでも就職活動中の新卒の皆さんの背中を押すきっかけになればと思い、ブログを執筆させていただきました。

今回は、これまでの自分と就職活動の中で経験したことやアルバイトとして働かせていただくまでの経緯などをお話させていただきます。

Table of contents

  1. 私のバイブル
  2. 不器用を武器に
  3. 就職活動とウィルスタイルとの出会い
  4. 転機
  5. 就職活動をする方に伝えたいこと
  6. アルバイトとして
  7. 最後に

 

私のバイブル

突然ですが、皆さんは「自分のバイブル」のようなものはありますか。
私は何をしても平均より下で決して器用な人間ではないことを小学生くらいの頃から自覚していたように思います。しかし、中学生の時「そんな自分だからこそ努力しがいがある」ということに気づかせてくれた一本の映画と出会います。

その映画こそが「私のバイブル」の原点です。

映画では成績最悪の女子ギャル学生がある塾講師との出会いを機に慶應義塾大学合格を目指し、合格するまでのサクセスストーリーが描かれています。
とにかく自分に自信がなく、何事も挑戦する前に諦めてしまうような当時の自分にとって、その主人公の姿はあまりに眩しく、「不器用だから諦める」ではなく「不器用だからこそ努力をする」と、意識をかえるきっかけをくれました。それと同時に、その頃から「誰かが努力して何かを成し遂げるまでのプロセス」が綴られた体験記を読むことが、なにをするにしても自分のモチベーションとなりました。

 

不器用を武器に

高校生になり、JKと言われるスペシャルタイムを過ごす中でも、ずっと私は「バイブル」に支えられていました。

私が所属していた吹奏楽部は、かなり活動が盛んな上、部員も100人を超えており、たくさんの個性を持った人たちで溢れていました。
「器用だな、すごいな」と思う子にたくさん出会う中で、私は「不器用だからこそ努力する」
そう意識し誰よりも努力してやろうと心に決め日々を過ごしていました。
もちろん努力はすべて報われるわけではなく「あんなに練習しているのに可哀想」と思われているのではないかなと気にしていた時期もあります。

しかし、そんな中でも努力を続けられた理由は、私の姿を見て「尊敬している」と言ってくれる子がいたからでした。その言葉を聞いた時の嬉しさは、今でも忘れることはありません。
おそらくその子たちは私の「努力が報われた結果」よりも「努力が報われるまでの過程」に目をむけていてくれたのかなと思います。

その頃から私は、バイブルに支えられると同時に「不器用な私だからこそ、努力する過程は誰かにプラスの影響を与えるかもしれない」「誰かにとってのバイブルのような存在になりたい」そう思うようになり、大きな壁に直面しても逃げずに挑戦する選択をし、自分の想いを文章にして誰かに伝えることができる機会があれば積極的に手を挙げてきました。
自分としっかり向き合って文章を書くこと、そしてこんな私に興味を持ってくれた誰かに文章を読んでもらうことに、とてもやりがいを感じるようになりました。

 

就職活動とウィルスタイルとの出会い

「そろそろ就職活動を始めないとな」とぼんやり感じ始めていた大学3年生の春頃、「価値観が近い人たちと自分らしく働きたい」という軸はあったものの、具体的に何がしたいのが明確ではなかったため、業界研究を始めました。

知っている言葉を並べては、頭に入っているようなそうでないような気持ちで色々なサイトを見ていた時、私はあるブログに出会います。それはウィルスタイルの先輩方が綴ったブログでした。
決して飾る言葉ではないのに、スッと想いが伝わる文章。直感で、こんな人たちと働けたらいいなと強く感じたことを覚えています。

しかしウェブについての知識などは全くと言っていいほどなく、なにか優れたセンスもない私にとっては住む世界が違うと感じ、ただ「こんな方たちがいる会社、こんな想いを持って働く会社を他に見つけよう!」と一つ就活の目標が増えたような、そんな感じでした。インターンには何社か参加しましたがなにをするにもピンと来ず、「価値観が近い人たちと自分らしく働きたい」という妥協したくない就活の軸も、人なんて実際入社して働くまでわからない「配属ガチャ」「上司ガチャ」「同僚ガチャ」というような言葉に触れる度、決して持つべきではない軸だったのかなと思ってしまう事もありました。

目標もなく、ぼんやりしながらも早期選考にエントリーし、早いうちから内定をいただいた会社もありましたが、その頃は「どんな会社であれ、あとはガチャ運だからとにかく早く就活を終わらせよう」
自分と向き合うことから逃げるような日々。そのような日々でも一日の終わりは自然とウィルスタイルのブログを開いては読んで、とそんな日々が続いていました。

転機

走り出すのは遅くはなかった就職活動でしたが、途中で立ち止まってしまい何も行動を起こせなかった2か月間を過ごし、「これじゃダメだ」ともう一度、ウィルスタイルのブログを開いた際、今まで何回も読んでいたブログのなかの

「自分で言い訳を作らず、自分で可能性を狭めてしまわず、まずは行動してみること」

そんな言葉が目に止まりました。
これまでは読み流していたのですが、改めてその言葉を見た時にとても強い力で背中を押されました。その勢いのままパソコンを開き自分のウィルスタイルへの想いを綴り、言い訳や後のことを考えて逃げ道を探してしまうその前に、エントリーの送信ボタンを押しました。

それからすぐお会いする機会を頂き、今までの就職活動で聞かれた「志望理由」「自己PR」「学生時代に頑張ったこと」「就活の軸」などをとにかく完璧に答えようと準備していきましたが、面談でそのような質問を聞かれることはありませんでした。
そこでは「就活生としての私」ではなく本当の私の姿を引き出してくださるような「会話」をたくさんしてくださいました。
今までの面接では、質問に対してとにかくしっかり、かつ好印象を残せるような回答を考え、面接官と就活生という枠にはまりきっていましたが、ウィルスタイルの面談では素の私はどんな人なのかを知りたいと、ありのままの私を「人と人」としての会話から見てくださる面談で、今までの就職活動では経験したことのないワクワクを感じました。

それから何度か面談を重ね、ウェブサイトについての勉強をしていくうちに、目標が「ウィルスタイルでウェブディレクターになる」と明確になり、それからは目標に一直線でした。

就職活動をする方に伝えたいこと

当時の私と同じように、「就職活動はしんどいもの」という印象を持っている方は多いのではないでしょうか。そのしんどさは人それぞれだとは思いますが、私は「自分を偽るしんどさ」が就活のしんどさなのかなと思います。

今は色々なところに様々な情報が溢れていますが、自分の中の正解は自分の中にしかなく、たくさんの情報を決して全て「正しい」と思う必要はないこと。そしてそれらは、自分らしさに近づくための一つのヒントでしかないということを就活を通して学びました。
自分が一番大切にしたいと思う価値観や気持ちは、例えそれが周りの人とは違うものでも、自分に嘘をつかず大切にし続けてほしいなと思います。

私は自分の気持ちや目標を自分で認めたり、それを人に伝えるのが少し苦手です。
「もし目標が達成できなかったらどう思われるだろう」
「自分の気持ちが人と違ったらどう思われるだろう」
そんな不安からやってくるのだと思います。

しかし、自分の殻を破って目標を言葉にした時、いつも目標は向こうから自分に近づいてくるような感覚になるのです。
自分にしかない個性、自分の価値観をどんなことがあっても大切に貫いてほしいなと思います。

 

アルバイトとして

新卒の未経験ということでいくら熱量があっても、社会人として、web制作に携わる人間として不安な要素がたくさんあることを面談の中でお話しさせていただきました。2024年3月までは大学生ですが、代表の坂口さんが「インターン兼アルバイトとして働いてみますか」と提案してくださいました。
残りの短い学生生活も楽しんでほしいというお心遣いに甘え、学業やそれまで続けてきた大好きなアルバイト、友達との時間などを両立させながら、自分らしく働かせていただいています。

初めてのことばかりで一挙手一投足全て緊張しているような現状ではありますが、「何事もちょっとずつ」と一歩一歩を見守ってくださる環境に感謝し、歩みを進めていきたいと思っています。
不器用で不甲斐なく自信を失ってしまっても、乗り越えた先にあるキラキラとした自分を想像して、
「そんな自分も自分だ」と胸を張れるよう精一杯頑張ります。

 

最後に

就職活動中、ウィルスタイルで働きたいと明確に目標を持った際、私は誰にも言えずにいました。
しかし、友人の前で初めて口にした時、「めちゃくちゃ沙耶っぽくていいと思う!マジで応援してるよ!」と目を輝かせながら背中を押してくれて、胸がいっぱいになったのと同時に、こんな私を信じてくれる友人に良い報告がしたいと思えるようになりました。
今振り返ってみると、苦しかった就職活動が楽しく思えるようになったのはそんな友人の言葉があったからです。本当にありがとう。

今こうして自分の言葉でブログを綴らせていただいていること、そしてこのブログを読んだ私のことをよく知る人たちは、きっと「沙耶っぽいね」と言ってくれるような気がします。
これからも「自分らしさ」を失わず、日々精進して参りますので温かく見守っていただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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Author | Saya Yoshikawa / 1,918views

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