こんにちは。
エンジニアの松村です。
買い物は出来るだけ通販で済ませる派です。
服はここ数年店頭で買っていない気がします。
サイズ選びのコツもなんとなくわかってきたので、実際に着用してミス発覚という事もほぼ無くなりました。
馬券もほぼネットで買います。
こちらはネットでのコツなんてあるわけも無いです。
賭け間違えてて実は当たってたみたいなパターンは一回もありません。
さて、今回はAdobe Fontsについてです。
先日までTypekitの名前で提供されていたサービスが、名称変更に伴いより使いやすく変化を遂げました。
今回はTypekitからの変更点と使い方についてまとめましたので、ご紹介いたします。
Table of contents
Adobe Fontsとは
その名の通りAdobeが提供しているサービスで、2018年10月までは「Typekit」と呼ばれていました。
サービス自体は、多数の高品質なフォントライブラリの中から、Webフォントとしてはもちろん、デスクトップフォントとしても必要な時にいつでも使用可能です。
利用できるフォントの数は、Creative Cloud有償プランであれば1600種類。
Creative Cloudユーザーでなくても、無料アカウント登録で170種類のフォントが利用可能です(2018年11月現在)。
アカウントの登録方法は、Adobeサイト内にある「ログイン」から「Adobe IDを取得」より行えます。
Typekitからの変更点
当然変わったのは名前だけではありません。
Typekitから大きく進化し、より使いやすくシンプル化されています。
その変更点についてご紹介します。
複雑な利用プランの撤廃
Typekitでは利用量に応じた様々なプランが形態がありましたが、それらは一本化され、全て無制限で利用可能となりました。
Creative Cloud有償プランで全機能使用可能
これまでは、Creative CloudコンプリートプランにTypekitのポートフォリオプランが付属していました。
Adobe Fontsからは、Creative Cloud全ての有償プランに利用権が付属します。
PV数、同期数、ドメインの制限撤廃
Typekitでは、プランごとにフォントの同期数、Webフォント利用時のPV数、利用サイトのドメインそれぞれに制限が設けられていました。
Adobe Fontsではその制限は完全に撤廃されています。
「Webのみ」のフォント利用制限撤廃
Typekitでは、一部フォントがWebフォントとしてのみ利用可能でしたが、Adobe FontsではWebとデスクトップの区別の必要なく利用出来ます。
様々な利用制限がまとめて撤廃され、シンプル化されました。
Adobe Fontsの使い方
さて、ここからは使い方についてご紹介します。
使い方も非常にシンプルです。
Adobe IDでログインし、Adobe Fontsのトップページより「開始」ボタンをクリックします。
フォントを検索し、利用したいフォントが見つかったら「アクティベート」のトグルをクリックします。
デスクトップでの利用はたったこれだけです。
すぐに同期され利用可能です。
Webフォントとしての利用方法
続いてWebフォントとしての利用方法です。
利用したいフォント内にある「</>」マークをクリックします。
Webプロジェクトへのフォント追加画面が表示されますので、追加するプロジェクト名を入力します。
プロジェクト名入力後、作成ボタンを押せば埋め込みタグとfont-family名が表示されます。
後はサイト内にタグを埋め込み、font-familyを指定すれば利用可能です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
元々、Typekitには非常にお世話になっていましたが、より使いやすくなり個人的にも嬉しい限りです。
何より各制限が撤廃されたのが大きいですね。
Typekit同様、一部フォントは無料でも使えるので、まだ活用されていない方はぜひお試しください。