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Partner Interview|株式会社アプロッシェ 荻野 容子先生
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こんにちは。エンジニアの木村です。

今回は、江戸堀総合法律事務所の河野秀樹先生に続き、ウィルスタイルでマナー研修やスタッフの1on1面談をしてくださっている、株式会社アプロッシェの荻野容子先生にお話を伺いました。

いつお会いしても、美しい所作と温かい笑顔で迎えてくださる荻野先生。
トヨタ自動車株式会社の研修センターなどでインストラクターを務め、20年以上にわたり年間100回以上の研修を手がけてこられた、まさに人材育成のプロフェッショナルです。

現在は神戸市に拠点を構え、販売・接客業に特化した育成コンサルティングや、企業に合わせたオーダーメイド研修など、中長期的な人材育成を行っていらっしゃいます。

今回は、そんな荻野先生の仕事へのおもいや、私たちウィルスタイルにどのように向き合ってくださっているのかを、代表の坂口とともにお伺いしました。

(Talk member)

  • 株式会社アプロッシェ
    代表取締役
    Yoko Ogino
  • Will Style Inc.
    CEO
    Kosuke Sakaguchi

始まりは、3時間の打ち合わせ

Ogino
きっかけは、当時ウィルスタイルに勤めていらっしゃった社員の方からのご紹介でしたね。
Sakaguchi
ちょうどビジネスマナー講師を探しているタイミングで、社員に相談したところ「ぴったりな方がいます!」と紹介されたのが荻野先生でした。早速オンラインでの打ち合わせをお願いしたのですが、初回から気づけば3時間も話し込んでしまって(笑)。数日後にはまたお電話で1時間と、先生の貴重な時間をたくさん割いていただきました。
Ogino
これまで数多くの企業様と打ち合わせを行ってきましたが、初回から3時間もお話しさせていただいたのは、私の講師人生でも5本の指に入るレアケースです(笑)。しかし、その時間があったからこそ、会社として大切にしているおもいや、今抱えている課題などのヒントをたくさんいただくことができました。
Sakaguchi
その場に応じて、マナーを上手に使いこなせるようになっていってほしいというおもいがあったので、「誰でもいいからとにかくマナー研修をしてほしい」という考えではなく、しっかりと会社のことを知ってほしかったんです。
Ogino
坂口さんは昔から、本当に社員の皆さんのことを深く気にかけていらっしゃいますよね。だからこそ私も「何か協力できることはないか」と、ウィルスタイルさんの未来を一緒に考えながらご提案しています。

なぜ、比較的カジュアルなWeb業界で「マナー」を大切にするのか

Ogino
Web業界は比較的カジュアルな文化も多い印象ですが、坂口さんがマナーを大切にされるのには、何か原体験があったのですか?
Sakaguchi
起業したての若い頃、お世話になった30歳くらい上の経営者の方がいたんです。年下の私に対しても本当にスマートな方でした。例えば、テニスに行く約束をして車でお迎えに上がったとき、動きやすい格好ではなく、わざわざジャケットを着て20分以上前から待ってくださっていたんです。帰りも、たとえ雨の日であっても、必ず私の車が見えなくなるまで見送ってくださいました。
Ogino
素晴らしいお心配りですね。相手への敬意が行動に表れています。
Sakaguchi
私に気を遣っているのではなくて、その方の中ではそれが「当たり前」として身についているんですよね。その姿を見て、純粋に「格好いいな、素敵だな」と憧れました。また、ちょっとした振る舞いや見せ方を知らないだけで、せっかくの実力やポテンシャルを認めてもらえないのは、私や社員にとって勿体ないことだと思いました。
Ogino
そんな素敵な経緯があったのですね。
Sakaguchi
また、真面目な子になればなるほど、「この所作って本当に合っているのかな」と気にしすぎてしまって、いざお客様を前にした時にどう振る舞えばいいか分からず固まってしまったり、人前に出ること自体が億劫になってしまうこともあるようなので、その点も気になっていました。
Ogino
マナーの型を覚えるのは大事ですが、それでお客様と話すのが怖くなってしまっては本末転倒ですよね。マナー研修の場を通して、社員の皆さんがお客様に向き合う際の自信に繋げていくことも、私の役割のひとつと考えています。

マナーという型に「心」を入れて、相手に届ける

Ogino
研修を行う上で一番大切にしているのが、「枠にはめたような研修はしない」ということです。ウィルスタイルさんの研修でも、最初からいきなり「正しい所作」を伝えるのではなく、「マナーができていない時にどういった印象を与えるのか」というところから伝えました。
Sakaguchi
「何のためにやるのか」という本質を理解しているから、前向きに取り組めるのですね。
Ogino
マナーも、ロジカルシンキングも、すべてはただの「ツール」に過ぎません。機械的に使ったからといって、自動的にすべてが上手くいくわけじゃないですから。大事なのは、型を学んだあとに、一人ひとりがそこにどう「心」を入れていくか。そこが、私が一番こだわっている部分です。
Sakaguchi
ただ形を真似するだけじゃなくて、そこにちゃんと「相手を想う気持ち」を乗せるからこそ、意味があるんですね。
Ogino
それに、不思議なもので、そこに心が宿っているかどうかは、受け手には感覚的に伝わってしまうものです。ウィルスタイルさんが手がけるWebサイトもきっと同じですよね。画面の向こうにいるユーザーや、クライアント企業の本質的な課題にどこまで真摯に向き合っているか。テクニックだけではない、その「おもい」で差が生まれるのだと思います。
Sakaguchi
まさに私たちの仕事の根幹と同じです。マナーも制作も、根っこにあるのは相手への「おもい」ですね。

研修だけじゃない、1対1で心に寄り添う「1on1面談」

Sakaguchi
マナー研修から始まったお付き合いですが、今では「1on1面談」もお願いしていますよね。
Ogino
研修という「集団」での関わりだけでなく、1on1面談という「個」の対話の場をいただいたことで、一人ひとりの本音や小さな心の変化にまで向き合うことができるようになりました。これは講師として、幸せな関わり方だと感じています。
Sakaguchi
お願いした当時は今よりも女性社員が少なくて、社内に「女性の上司」という立ち回りができる人材がいないことが気になっていました。そこで、マナーについての相談はもちろんですが、それ以上に「一人の大人の女性」として、社員の良き相談相手になっていただけないかと思って、荻野先生にお願いした背景があります。
Ogino
坂口さんは事前に、一人ひとりの現在の課題や「こういう風に成長していってほしい」という温かいおもいを私に共有してくださいますよね。面談自体にはもちろん守秘義務があるので、会話の内容そのものは坂口さんにはお伝えしていません。ですが、「ここですごく成長を感じましたよ」というポジティブな変化は、しっかり共有するようにしています。
Sakaguchi
私たち経営陣から伝えると、どうしても「押し付け」のように受け取られてしまい、少し伝えにくいようなこともあります。そうした組織としての課題を事前に先生と共有し、マナーのプロとして、あるいは人生の先輩として代わりに伝えていただける。
長期的なお付き合いと、深い信頼関係があるからこそ、安心してお任せできるのだと感じています。

期待を超えて、感動を届けられる組織へ

Sakaguchi
これまで、マナー研修だけでなく、実際の企業サイトをリニューアルする設定で初回ヒアリングを行う「ディレクションスキルアップ研修」など、私たちのフェーズに合わせて研修を開催していただきましたね。
Ogino
あの研修から何年も経って、当時の参加者の皆さんも見違えるほど成長されましたよね!新しく加わった方もいますし、また今のメンバーでブラッシュアップする機会を作るのも良さそうです。
それから、次のステップとしては、部下や後輩の皆さんに具体的に褒めつつ具体的に指導するための「ポジティブフィードバック研修」なども、今のウィルスタイルさんにフィットするのではないかと思っています。
Sakaguchi
今の組織課題にもぴったりですね。
ビジネスマナーを教えてくださる人は世の中にたくさんいますが、スタッフの性格や成長、役職に応じた立ち回りを深く理解した上でアドバイスを貰えるのは、先生と何年もかけて積み上げた関係性があるからこそだと実感しています。
Ogino
ウィルスタイルのみなさんは、いつも本当にお客様に誠実に向き合っていらっしゃいますよね。だからこそ、その先にある「期待を超えた感動」を届けるチームに、これからもっともっと進化していけると信じています。
私も、みなさんの挑戦や成長を全力でサポートしていきますね!

終始温かい言葉の中に、一人ひとりの成長を思う愛を感じさせてくれた荻野先生。
実は、私は前職が幼稚園教諭だったため、ビジネスマナーに触れる機会があまりありませんでした。
入社直後は特に、「お客様に失礼な振る舞いをしていないか」と不安の多かった私を、これまでも荻野先生の存在が優しく支えてくれていました。

今回のインタビューを通して、私自身が改めて心強さを実感したと同時に、社内からの厚い信頼や、ウィルスタイル全体が荻野先生の存在をどれほど心強く思っているかをひしひしと感じました。
これからも、荻野先生の研修や面談を通して学び、お客様の期待を超える感動を届けられるチームへと成長して参ります。

株式会社アプロッシェ

〒650-0003
兵庫県神戸市中央区山本通2丁目13-15 WALLSQUARE北野坂

Tel 078-600-2972
※電話受付時間10:00~18:00(土日祝定休)

記事公開にともない、アプロッシェ様のウェブサイトでも、私たちとの取り組みやインタビューの感想を綴ってくださいました。
ぜひ、あわせてご覧ください。
人材育成に本気な会社と向き合うということ|インタビュー掲載のお知らせ

  • Interviewer
    Kosuke Sakaguchi
  • Author
    Rumina Kimura
  • Photographer
    Takuma Yanagawa