株式会社タナカホーム tanakahome.jp/wp/kaitaku
Credit
Director : Mariko Nishizawa
Designer：Yuki Ozawa
Engineer：Taku Matsumura
地域を超えた繋がり
宮崎・鹿児島を中心に九州で家づくりをおこなう、株式会社タナカホーム様（以下、タナカホーム様）。最小限のエネルギーで快適に暮らせるパッシブハウスを強みとし、九州の気候に最適な性能に優れた家づくりをおこなっておられます。そんなタナカホーム様とのご縁は、以前コーポレートサイトとサービスサイトを制作させていただいたアイトフース様からのお声がけがきっかけでした。
アイトフース様は、広島に事務所を構え、広島・岡山・山口を中心に注文住宅を展開されているお客様。北欧住宅を手本とした、心地良い家づくりをおこなっておられます。そんなアイトフース様とタナカホーム様がコラボレーションし、アイトフース様のつくる世界観の家を九州地方に展開して行くことになったとのこと。そこで弊社へ「LPサイトをつくってほしい」とのご相談をくださったのです。これまでに2度ご一緒させていただいたお客様から、こうして何度もご相談をいただけることは、とても有り難いこと。再びご一緒させていただけることを楽しみに、今回マーケティングとして関わっておられるSUMUS様を含め、宮崎・広島・東京・神戸と、地域を超えた4社での制作が始まりました。
美と性能に優れた家を九州に
制作をおこなうにあたり、まずはじめに2社がコラボレーションすることとなった経緯や、それぞれの強み、これから目指していかれるものについてお話しを伺いました。
心地よさを追求したデザイン性へのこだわりを持つアイトフース様と、パッシブハウスを得意とし、性能・機能性に強みを持つタナカホーム様。広島や岡山でアイトフース様がつくられるデザイン性に優れた家を、九州地方でタナカホーム様が手掛けられたら、より多くの方に心地良い暮らし、豊かな時間を届けられるはず。そんな2社のおもいのもと、始まったコラボレーションであることを知りました。
また今回は、マーケティングを担当されるSUMUS様もプロジェクトに入ってくださり、それぞれの家づくりの特徴や、おもいをさらに深堀りし、記事にしてくださいました。2社がそれぞれ培ってこられたご経験や、おもいがあって実現した協業事業であることを知り、サイトを通してより多くの方に知っていただけたらと、制作を進めていきました。
モデルハウスの空気感を伝える
まずはモデルハウスに足を運んでもらうこと。家づくりをおこなう工務店様にとって、モデルハウスに来ていただき、どんな家をつくっているのか、どんな居心地なのか、実際に体感しお客様に暮らしをイメージしてもらうことはとても大切なことです。
今回制作させていただいたサイトは、タナカホーム様とアイトフース様のコラボレーションを紹介すること、そして2社がともにつくられたモデルハウスへより多くの方に足を運んでいただけるよう、魅力を伝え、詳細を紹介することを目的として制作いたしました。
サイト全体のデザインは、アイトフース様のつくる家の世界観を貴重に、落ち着いたトーンでシンプルでありながらも、動きが心地よいものを目指しました。
また、訪れる前からモデルハウス内の雰囲気をできるだけ感じ取っていただけるよう、モデルハウス紹介箇所では、玄関の様子や、機能性に優れたダイニング、居心地の良いリビング、こだわりの庭やサウナなど、実際に家の中を見学した時に次々と部屋へ歩みを進めていくように、サイト上でもそれぞれのシーンがスライドで出現するようデザインしています。
さいごに
今回のLPサイト制作では、いつも以上に多くの方にご協力をいただきました。きっかけをくださったアイトフース代表の西江様やご担当の小村様、今回はじめてご一緒させていただいたタナカホーム代表の田中様やご担当の中馬様、マーケティングとして構成や原稿などを取りまとめてくださったSUMUS本多様、またその他にも撮影やライティングなど、色々なシーンでご協力くださった方々に、この場を借りて御礼申し上げます。モデルハウスのオープンにあわせ、短い期間での制作となりましたが、皆さまのお力添えがあり無事に公開に至ることができました。誠にありがとうございました。
また公開後、西江様より「ウィルスタイルさんとの相性の良さを実感しています。ありがとうございました。」と、メッセージをいただいたこと、とても有り難く思います。3度目のご依頼であったからこそ、より一層期待に添える制作をしたいと臨んでいたこともあり、とても嬉しくおもいます。
本LPサイトが多くの方の目に届き、タナカホーム様とアイトフース様がつくられたモデルハウスにたくさんの方が訪れることを、またお二方のつくる家が、たくさんの方に豊かな時間と豊かな暮らしをもたらすことを、心より祈っております。