神戸アートビレッジセンター www.kavc.or.jp
Credit
Director : Taku Matsumura
Designer / Engineer : Mineo Okuda
神戸における
アートの拠点となる芸術文化施設
神戸市新開地にある神戸アートビレッジセンター(以下:KAVC)様のサイトリニューアルを担当させていただきました。新開地はかつて、映画館や飲食店を中心とした神戸一の繁華街・オフィス街として栄えてきた土地であり、そんな新開地をアートの力を通じてさらに活気あふれる街にしたいという想いから、1996年(平成8年)にKAVC様は開設されました。
本施設は多目的ホール・映画館、ギャラリー、スタジオ、アトリエなどを備えた芸術文化施設であり、開設から現在に至るまで演劇、美術、映像、音楽等の制作・練習・発表・鑑賞・交流の場を広く提供し続け、神戸における”アートの拠点”の一つとなっています。
今回は、こちらのサイトの運営会社様が公益財団法人 神戸市民文化振興財団へと変更されるというタイミングもあり、担当様がWEBサイトリニューアルを検討されておられ、弊社へコンペティションへのお声掛けをいただきました。
弊社サイトをご覧いただき、デザイン面だけでなく、技術的にも、また公開後の運用サポートなどWEBに関わる全般のご相談ができそうだったというありがたいお言葉やご評価をいただき、この度リニューアルを担当させていただく事となりました。
利用者はもちろん、
管理者にとってもユーザビリティの向上を
リニューアル前は、下層に施設やイベントごとの別サイトが多数設置されていた為、動線が非常に複雑となり、ユーザビリティも損なわれた状態に。また、それぞれに異なるWordPressが入っていた事もあり、一括で管理できない点も大きな問題となっていました。
リニューアルにあたり、全ての情報を一つのサイトに集約し、同一WordPress上で簡単に管理できる様、ご提案やカスタマイズをさせていただきました。
また、モバイル端末からのアクセスが6割以上を占めている本サイトは、レスポンシブデザインにて構築し、モバイルフレンドリーなサイトとなっています。
過去の記事を自動的にアーカイブ化
数多くのイベントが開催される施設という事もあり、ファーストビューから注目のイベントを選択して表示させる様にいたしました。その他のイベントについても様々なソート方法を実装し、イベント終了後は過去のイベントとして自動的にアーカイブされる様カスタマイズさせていただきました。
また、映画の上映スケジュールについてもトップページからすぐにご確認いただけ、上映タイトルをクリックすれば作品の詳細ページへと移ります。
映画についても、上映後は自動的に過去の上映作品としてアーカイブされる様カスタマイズしております。
目的の情報へ簡単に辿り着けるように
KAVC様では各施設のレンタルも行っており、今後は貸館事業も積極的にアピールしていきたいとご要望がございました。リニューアル前はやはり複雑な動線がネックとなっていましたが、コンテンツ内容や動線の見直しを図り、簡単に目的の情報へ辿り着ける様構築させていただきました。
サイト内において一番ボリュームのあるコンテンツの一つでしたが、担当のスタッフ様には、各施設の資料や素材集めなどにご尽力いただいた事もあり、お約束していた納期の1ヶ月前には仮アップまでご案内し、公開までのデバック作業等、余裕をもってスムーズに公開を迎える事が出来ました。
公開して終わりではなく、
しっかりとしたサポートを
様々なカテゴリの情報を発信されている為、リニューアル後間もなく各イベントへのお問い合わせを日々数多くいただいているとの事。もちろん公開して終わりではなく、公開後についてもしっかりとサポートをさせていただく事をお約束させていただいております。毎月のWEBサイトの更新や、データのバックアップ業務、SSLサーバー証明書設置などの実施はもちろんのこと、ご担当様とのWEBサイトの運用やご相談についても随時コンサルティングさせていただきます。
こちらのWEBサイトを通じて新開地のまちの活性化に繋がり、またご利用される皆様に少しでも便利にご利用いただき、神戸の文化や芸術のプラットホームとなるよう寄与できれば幸いです。