アーバナイズ株式会社 urbaniz.co.jp
Credit
Director : Mariko Nishizawa
Designer / Engineer : Yuri Takeuchi
Engineer : Chiho Rokukawa
まちと、ひとに、寄り添う、
不動産会社
閑静な住宅街、芦屋に事務所を構えるアーバナイズ株式会社様(以下、「アーバナイズ様」)は、2022年に開業されたことを機に、芦屋・西宮・神戸のまちを中心に不動産事業を展開されています。
ご相談いただいた当初は、長年芦屋のまちを中心に不動産業に従事されていたことや、古くからお繋がりのあるお客様とのお取引を大切にされていることから、コーポレートサイトが必要なのかと迷いもあったご様子でした。しかし、弊社の制作実績やご提案をお聞きくださる中で、次第に重要性をご理解くださるようになり、この度コーポレートサイトを制作させていただけることとなりました。
想いを伝える
制作をはじめるにあたり、まずはお客様とのお打ち合わせや、実際の物件見学を行いました。
開業の経緯についてお聞きした際、阪神間を中心としたまちで暮らす方や関わる人々が、安心して過ごせるようにサポートをしたいという想いや、阪神間の不動産業界で勤めていた経験を活かし、地域に貢献したいという想いをお話しくださいました。
特に不動産を通じて地域に恩返しをしたいという想いは、まちの発展やコミュニティの形成に大きな影響を与える大切な要素であると思います。そしてそれは、お客様との信頼関係が築かれているアーバナイズ様だからこそできることだと感じ、その想いをしっかりとサイト制作に反映させるため、下記の点が伝わるデザインを心がけました。
- アーバナイズ様から感じた信頼感、安心感を伝える
- 芦屋周辺の美しい自然環境や洗練された街並みなど、その魅力を伝える
- ターゲットに合わせたユーザー目線で考える
日常をカタチに
阪神間のまちをより深く知るため、ディレクターと一緒に名所や住宅地など様々な場所を訪れました。(バスを逃してしまい坂道を登ったのは記憶に残る思い出です)
やはり、アーバナイズ様よりご紹介いただいた場所はどこも素敵な場所ばかりで、長年にわたり阪神間で不動産事業をされているからこそ、まちの魅力を沢山ご存知なんだろうなと感じました。
今回サイトで使用している写真は、お客様にご案内いただいた場所を含め、すべて阪神間周辺で撮影させていただいたもの。その地域で暮らしている方にとっては身近な風景でありながらも、洗礼されたまちの印象が伝わるよう撮影させていただきました。
中でもお問い合わせに使用している写真は、アーバナイズ様にご要望いただき、神戸のまち全体を見下ろすことができるエリアで撮影させていただきました。ここは、代表の井澤様が毎日ランニングコースとして利用されている場所。まちへの想いや愛着をサイトにも取り入れられたらという想いを込めて、奥まで広がる景色を写真に収めました。
またキャッチコピーについては、アーバナイズ様のお客様が「これからもこのまちで暮らしたい」「これからも安心して暮らせる」「不動産を通してこのまちに関わっていたい」と思ってくださるよう、そして「これからもこのまちでお客様を支える事業をしていきたい」というアーバナイズ様のメッセージが伝わるよう、「これからも、この街で。」という言葉をご提案させていただきました。
制作を振り返って
お恥ずかしい話にはなりますが、制作が始まる前は芦屋を訪れたことがなく、高級住宅街であることしか知りませんでした。しかしアーバナイズ様のサイト制作を通じて、阪神間の魅力に触れ、新たに私の中で好きなまちの一つとなりました。
公開後にお食事の場を開いてくださったり、早速お知り合いの方からご連絡が来たことをご報告くださっただけでなく、スムーズにサイトが出来たことは、事業の「安心感」に繋がったともお話くださいました。
公開後も安心してサイトを運営していただけるよう精一杯サポートさせていただきますので、お困りのことやご要望がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
最後になりますが、制作中にアーバナイズ様から多大なるご協力をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。
本サイトがアーバナイズ様の更なるご発展を始め地域の発展に寄与できますことを心より願っています。