株式会社いちみね(神戸みねや) kobe-mineya.com
Credit
Designer / Engineer : Takuto Matsunami
プロジェクトの出発点
開業平成元年から、数の子を中心にこだわりの水産食品をお届けしてきた株式会社いちみね様。
今回の制作については、いちみね様のロゴデザインからパッケージなどを手掛けられた株式会社イナガワ様よりお話をいただき、ご一緒にWeb制作のお仕事をすすめさせていただくことになりました。
イナガワ様は過去にもいくつかのWeb制作をご紹介いただいており、制作時は特にディレクション業務において、クライアントのニーズを理解し、最適な解決策を提供するために貢献してくださっています。
いちみね様のWeb制作のお話をはじめにいただいた際は、オンラインストアのリニューアルでしたが、ブランドをより多くの人々に知ってもらうためのブランドサイトの制作に焦点が変わりました。
いちみね様のビジョンと課題
プロジェクトがスタートする前、いちみね様の自社のビジョンと課題を明確にしました。
既存のWebサイトの老朽化に直面しており、デザイン的にも機能的にも最新の要件を満たしておらず、ユーザーに魅力的な体験を提供できていませんでした。
イナガワ様で制作したロゴやパッケージと合わせ、ブランドメッセージを効果的に伝えたいというご要望があり、新しいWebサイトは、ブランドの特色や価値観を反映し、一貫性のあるブランディングを実現する必要がありました。
イナガワ様が提供したロゴデザインとパッケージデザインなどは、いちみね様の特徴を引き立て、商品の魅力を強調するものでした。これらのデザインは、ブランドのアイデンティティとビジョンに合致するようにカスタマイズされています。
画像はイナガワ様の実績ページより引用(記事はこちら)
食卓に「幸」あれ。
キャッチコピーは “食卓に「幸」あれ。” というもので、このキャッチコピーは2つの意味を持たせています。一方で、海の幸を象徴し、もう一方で幸せな食事の時間を表現しています。
デザインは高級感を持ちつつ、食材へのこだわりと品質を強調する要素を取り入れました。シンプルで洗練されたデザインがブランドのメッセージと調和しています。
また、写真撮影に関しては、イナガワ様のご紹介により、ハウススタジオ “Kazoku no Jikan” 様が撮影を担当しました。
早朝から3社のスタッフとカメラマンで和気あいあいとしながら、たくさんの商品を皆で協力しながら撮影を行う、とても楽しい現場でした。
さいごに
今回、イナガワ様にて主なディレクションをご担当いただいたのですが、弊社の制作スタイルなども非常にご理解くださっており、スケジュール通り公開までとてもスムーズに運ぶことが出来ました。
いちみね様への取材をはじめ、色々とご協力をいただき、皆様のおもいが詰まったサイトを制作できたのもイナガワ様のおかげです。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。
また、撮影の後にいちみね様のお心遣いで、商品を調理していただき、お昼としていただいたのもとても良い思い出です。
今回の新規サイト立ち上げをきっかけに、いちみね様のさらなるブランディング強化と、事業発展に貢献出来ましたら幸甚に存じます。