一般財団法人 神戸すまいまちづくり公社 www.kobe-sumai-machi.or.jp
Credit
Designer / Engineer : Mineo Okuda
神戸のすまいとまちづくりを担う
公共企業体
一般財団法人神戸すまいまちづくり公社様のサイトをリニューアルさせていただきました。こちらは神戸市より都市再開発や水道土木・建築工事、駐車場・公益施設等の管理・ロープウェーやゴルフ場などの観光レクリエーション関連事業などを行う公共事業体です。
今回は大変ありがたいことに、ご担当様より、自社サイトのデザインをご評価いただき、コンペティション参加のご指名をいただきました。社内でも神戸の企業として、「神戸」にかかわるお仕事は積極的に取り組みたいと考えていたので、ご指名時から皆で「絶対にこの仕事はかちとろう!」とプレゼン資料も皆で考えとても印象に残るよいコンペティションとなりました。
多様化している自社の事業紹介を
わかりやすく
こちらのサイトは、とにかく情報量が膨大で、事業の理解をする事に時間がかかりました。また公開後に立ち上がる新規プロジェクトについても、後付でコンテンツをつけたされたことで、ナビゲーションや外部サイトへのリンクも、複雑になってしまい、ユーザー様が目的にたどり着くまでに「迷子」になってしまうような現状でした。恐らくサイトへアクセスされたユーザー様も少なからず同じ感覚をお持ちだったと思われます。
ユーザー様が「取得したい情報にいち早くたどり着ける事、そして直感的にナビゲートできること」をサイトデザインのテーマとし、制作致しました。
多様化している30以上の事業についてはまずは、大きく個人様向け事業と法人様向け事業の二つの大きなカテゴリーにわけ、さらにサービスの中カテゴリーに分類、最終的にはユーザー様が必要な情報に最短でたどり着けるように、TOPページから2クリック内でページへ導ける事を意識して構築しております。
それぞれの事業へのナビゲーションも、事業イメージが直感的にご理解いただける様にお写真やアイコンなどを設置し視覚的にも情報選択ができるように心がけデザインを致しております。また、グローバルナビゲーションもマウスオーバー時にドロップダウンでメガメニューが展開する仕様としており下層ページに移動後も次の情報を収集しやすいように構成されています。
レスポンシブウェブデザインで
モバイルフレンドリーに
公共性の高いサービスであることから、ユニバーサルデザインも意識し制作する事も要件にあり、こちらは上記の他にフォント文字サイズの変更ボタン、サイト内へGoogleカスタム検索の設置、そしてレスポンシブウェブデザインにて構築しておりますのでスマートフォン、タブレットなどすべてのデバイスに対応しユーザー様がストレスなくご覧いただけます。またGoogleが提唱するモバイルフレンドリーアルゴリズムに対応したサイトでもあります。
複数の担当部署でも
更新・編集が可能なようにカスタマイズ
サイトの更新など運用については、今後も専門的な知識がある方しか運用する事ができないと、引継時などに運営リスクがあることや、簡易的にどなたでも更新ができることで社内のスタッフ様へも自社ウェブサイトに関心をもっていただき、事業の情報発信を活発に実施いただきサイト運営を盛り上げ、神戸地域の皆様へ事業のご活用いただけるよう繋げていきたいという事業ドメインもあります。「シンプルで使いやすく、かつ要求を網羅しているシステム構築」というコンセプトで現任スタッフ様と仕様について何度も何度もご意見交換を重ね、構築させていただきました。
弊社はデザインだけではなく、このような運用の為のシステム構築も得意としており公社様からも非常に高いご評価をいただき、難易度の高いサイトへの挑戦は当社にとって非常にプラスとなりました。
今回は、ご担当いただきました公社スタッフ様が、スケジュールの調整管理や、各サービスの資料・素材収集、各担当部署決裁者様へのご確認承認業務など大変ご尽力をいただき、ボリュームのあるサイトでタイトな納期ではございましたが、とてもスムーズに期日通りに納品公開することができました。あらためてクライアント様のご協力いただいたことも良いサイトになる条件だと実感致しました。
公開後もしっかりサポート
公開後につきましても、オープンして終わりではなく、公社様との連携をさらに強め、今後の更新サポートやサイトの改修などの業務についてもお力添えさせていただく事をお約束しております。ご担当様からは「公共事業体のサイトで堅いイメージもありますが、御社のデザインがすこし堅さをほぐしてくれて社内でもとても評判良いですよ。」とお声掛け下さいました。