神戸ビーフ館 kobebeef.gallery
Credit
Director / Engineer : Taku Matsumura
Designer : Takuto Matsunami
世界品質の歴史と味を知る
神戸といえば思い浮かべるもの。その中には「神戸牛」を挙げられる方も少なくないと思います。それだけ名の知れたブランド牛ですが、神戸牛は松坂牛等のブランド牛にあわせて呼ばれている俗称であり、正しい名称は「神戸ビーフ」と呼ばれていました。
近年では「神戸牛」の名称が定着し、神戸牛 / 神戸ビーフ共に正式名称として使用されています。
そして、それらのブランド名が与えられるためにも基準があるのをご存知でしょうか。
今回、そんな神戸ビーフのことを正しく知っていただくため、そして本物の味を楽しんでいただくための施設として、コトノハコ神戸(旧新神戸オリエンタルアベニュー)にオープンした「神戸ビーフ館」の新規webサイト制作をご依頼いただきました。
制作段階から、公式のECサイトと施設紹介サイトの制作を予定されており、弊社では施設紹介サイトを担当させていただいております。
落ち着きを持たせた高級感あるデザイン
制作にあたり、まずデザイン面においては、神戸ビーフの持つブランド力・高級感をサイト全体から見せられるよう、シンプルさを大事にしながらも、黒をベースとしたデザインに差し色でゴールドを使用しています。
これにより、落ち着きのある高級感を表現いたしました。また、本サイトはレスポンシブウェブデザインにて構築しており、あらゆるデバイスからの閲覧に対応しています。
コンテンツ面では、施設についての情報がなるべくシンプル且つわかりやすく伝わることに重点を置き、情報量の多さで高級感を損なわないように配慮致しました。
そして、全国のみならず各国からの観光客も見込んでおられる本施設。重要となるアクセスページでは、ご担当者様自らルート解説用のタイムラプス動画を作成いただきました。これにより、神戸に初めて訪れる観光客の方々も迷わずご来館いただくことが可能です。
味覚と観光の拠点を目指して
今回の制作はオープン予定まで非常にタイトなスケジュールの中で制作開始となりましたが、タイトでありながらもご担当者様にはお打ち合わせのために何度もご来社くださったり、各素材の収集などでも多大なご尽力を賜り、そのおかげでスムーズに公開まで運ぶことが出来ました。
各メディアを招いてのプレオープンの際、弊社も撮影のため記念式典に参加させていただきましたが、この施設を通じ、神戸ビーフの価値やブランド力を高めることはもちろん、ゆくゆくは神戸全体の活性化に繋げていきたいというおもいを感じる事が出来ました。
また、各メディアの対応にお忙しくされていたにも関わらず、快く撮影にご協力くださった井戸兵庫県知事、平井館長にこの場を借りて御礼申し上げます。
オープンを迎えて間もなく大型連休があり、ご担当者様から大盛況だったとご報告をいただきました。神戸ビーフ館の日々様子は公式インスタグラムでもご覧いただけます。先日、サッカーの岡崎慎司選手もご来館されたそうで、「神戸ビーフ大使」に任命されたとの事。インスタグラムではその記念式典の様子などもご覧いただけます。
無事オープンを迎えた神戸ビーフ館。プレオープンの際に井戸知事から送られた歌にもございましたが、本施設が神戸を代表する味覚と観光の拠点となると共に、本サイトがそのきっかけの一つとなれば幸いです。
紹介されたクリップサイト