株式会社LITS lits-jp.com
Credit
Designer : Ayaka Okamoto / Ryuya Fujita
Engineer : Taku Matsumura / Rumina Kimura
Photo : knot
ITの現場を救う救世主
こんにちは、ディレクターの鈴木です。 今回ご紹介するのは、株式会社LITS様(以下、「LITS様」)。もし私が外資系企業に勤めていたら、真っ先に助けを求めたくなるであろう「救世主」のような存在のお客様です。
というのも、多くの外資系企業ではITの管理権限を海外本部に集約しているため、日本支社でトラブルが起きても、やり取りの相手は常に海の向こう。ITトラブルだけでもストレスなのに、そこに「言語」という高い壁が立ちはだかると、現場の負担は計り知れません(少なくとも私は大パニックです)。
「本部の指示がわからない」「困りごとを正しく伝えられない」
LITS様は、そんな言語と技術の狭間で立ち往生する現場を救うべく、外国語特化型のITサポートを展開し、日本支社と海外本部の間に立ってスムーズな解決を支援されています。
「絶対、ウィルスタイルさんがいいんです」
代表の服部様から初めてお問い合わせをいただいたときのことです。当時、LITS様のコーポレートサイトは制作から2〜3年とまだ新しかったのですが、服部様は大きな課題を感じていらっしゃいました。
それは、おもいやサービスが今の等身大の姿で伝わっていないこと。そして、LITS最大の魅力である「人」の気配が見えないこと(後に実感することになるのですが、LITS様の温かいお人柄を知れば知るほど、「これはたしかに惜しすぎる」と感じずにはいられませんでした)。
そんな課題とともに、もはやそれ以上の熱量で、服部様がもうひとつ伝えてくださったのが、ウィルスタイルへのまっすぐなおもいでした。
「株式会社丸山工務所様のサイトは、無骨で力強いイメージのある業界でありながら、柔らかさや体温がしっかり伝わってくるところがとても好きです。また、有限会社包装社様のサイトからも、洗練されたシンプルなデザインの中に、細やかなこだわりを端々に感じて。実績を見て、ウィルスタイルさんなら良いサイトを作ってくれると確信したんです」
私たちの考え方に共感し、心から信頼してくださるその姿に、私の迷いは一瞬で消え去りました。
実は当初、東京と兵庫という距離からさまざまな心配ごとが浮かび、「他社にご依頼いただいた方が、お客様にとってスムーズかもしれない」と一瞬よぎったのも事実です。ですが、服部様の熱意とお人柄に触れ、大げさではなく、あっという間にその虜になってしまった私。
初回の打ち合わせが終わる頃には、どんなメンバーでこの熱意に応えようかと、とても前向きな気持ちになっていました。
真ん中にいらっしゃるのが、服部様です。
無機質なITに、体温を
プロジェクトが始まり、まずはLITS様のことをもっと知るためにと、東京でお会いする機会をいただきました。
そこで驚いたのが、役員の石原様や元永様をはじめスタッフの皆様が、ハートフルで、面白くて、素敵な方ばかりだったこと。「良い会社すぎる!」と、関わるこちらまで幸福度が増し、心がぽかぽかするような感覚でした。
その後も、細やかなコミュニケーションを重ね、時には服部様が「近くまで来たので」と神戸にある私たちの事務所まで立ち寄ってくださったりと、ITという無機質に見えがちな領域にありながら、その根底に「人対人」の温もりがあること、そしてウィルスタイルと同じ価値観を大切にされているLITS様の空気感を肌で感じる日々でした。
お台場海浜公園にて。サザエさんのエンディングでしょうか。
キャプテンマーク(?)をつけた鈴木が、大胆にフレームインしていますね。
愛らしい笑顔に悶絶したウィルスタイル陣。
モデルデビュー(オンラインの相手役)を果たした、弊社アシスタントの藤田。
何でもしてくれるLITS様①。
何でもしてくれるLITS様②。
服部様とごろ寝する藤田。
おもいを、目に見える形に
服部様と対話を重ねる中で、印象的なキーワードがありました。ひとつは、日本と世界、技術と人を結ぶ / つなぐ「架け橋」であること。もうひとつは、サービスとしての「ちょうどいい」距離感です。
架け橋としての「リボン」 言語とITを武器に、日本と海外の架け橋となるLITS様をどう視覚化するか。辿り着いたのは、「リボン」というモチーフでした。
リボンは、人と人、国と国をつなぐ象徴になると同時に、アーチを描く形は、遠く離れた場所をつなぐ「架け橋」のようにも見立てることができます。ITという専門的な領域に、LITS様らしい柔らかさと、確かな結びつきを表現するために、このKVを採用しました(リボンのあしらいは、下層ページの随所にも用いています)。
社名を「ちょうどいい」の象徴に チケット制の仕組みを取り入れるなど、「好きなときに、好きな分だけ使ってもらえる、ちょうどいい存在でありたい」とお話しされていた服部様。
この押し付けがましくない「軽やかさ」を伝えつつ、社名をしっかりと印象づけられるよう、LITSという名にちなんで、「L」から始まる4文字の単語をリズミカルに並べました。
※社名を強調するため、他のふたつはあえて小文字にしました。
- LINK(日本と海外を、英語とITでつなぐ)
- LITE(必要最小限で、軽やかで、ちょうどいい)
- LITS(社名)
ただ、これだけだと、コーポレートサイトとしての安心感や技術的信頼が薄れてしまう懸念があったため、「グローバル業務に、英語とITの『ちょうどいい』サポートを。」といった日本語のコピーを添えることで全体のバランスを調整。LITS様の持つお人柄とプロ意識が共存するデザインを目指しました。
こうして完成したサイトがこちらです。
さいごに
藤田(当時、弊社に入社して3~4ヶ月)のシゴデキ具合に、皆様からたくさんのお褒めの言葉をいただいたり。元サッカー少年の、服部様とフォトグラファーのknot東様が、サッカーの話で熱く盛り上がっていたり。服部様の奢りと聞き、すかさず、お店で一番豪華なお重ランチを注文するスタッフ様がいたり(笑)。
制作期間は、そんな明るい笑顔と優しさに満ちた充実した時間でした。
いつも温かく迎え入れてくださった服部様をはじめ、どんなときでも私たちを「最高!」と全肯定してくださった石原様、元永様。そして撮影に快くご協力いただいたスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。
ITのプロフェッショナルでありながら、どこまでも人間味あふれるLITS様。そんな皆様の温かなお人柄が、新しいサイトを通じて、必要としている誰かのもとへ真っ直ぐに届くことを願っています。