こんにちは。デザイナーの池原です。
いつも優しい先輩方にぬくぬくと囲まれ、やっとお仕事に慣れてきた私ですが、最近タイ・インドのカレーにハマっております(まだ違いがよく分かっていない)
日々、三ノ宮駅付近のカレー屋さんを開拓中です。
そして外食カレーを極めた暁には、スパイスを揃えて本格カレーを自作してみようと目論む今日この頃です。
さて、今回は先輩から教えていただいたイラストレータの整列パネルの使い方についてまとめてみました。
Table of contents
整列パネルを活用しよう
整列パネルとは、こんなアイコン達が並ぶパネルです。
水平方向に整列。
縦に並んだオブジェクトを揃えたい時に活用できます。
垂直方向に整列。
横に並んだオブジェクトを揃えたい時に活用できます。
垂直方向に分布。
縦に並んだオブジェクトを均等に配置したい時に活用できます。
水平方向に分布。
横に並んだオブジェクトを均等に配置したい時に活用できます。
では、実際の使用例をいくつかご紹介していきます。
中央に整列させる
例えば、こんなオブジェクトが並んでいたとします。
これを真ん中に綺麗に整列させたい場合…
まず初めに、バウンディングボックスの余白を調整します。
ここでポイント
整列や分布機能はバウンディングボックスの大きさが基準になります
次に、整列させたいオブジェクトを全て選択します。
今回は中央に配置したいので、「水平方向中央に整列」をポチっとな。
すると…
綺麗に真ん中に並びましたー!
上に整列させる
この3つのアイテム、高さが不揃いですね。
こちらを綺麗に並べてみましょう。
先程同様、バウンディングボックスの余白を調整してあげます。
今回は、複数のオブジェクトがあるので、先にグループを作っていきます。
オブジェクトを選択して、上のメニューバーからオブジェクト→グループ or 右クリック→グループを選択。
これで複数のオブジェクトがグループ化されました。
他の2つもグループ化します。
次に、グループ化をした揃えたいオブジェクト全てを選択します。
※上に整列する際は、一番高い位置にあるオブジェクトが基準になります。
そして「垂直方向上に整列」をポチっとな。
高さが綺麗に揃いました!
均等に配置させる
うーん、間隔がバラバラなのが気になりますね。
こちらを等幅間隔で均等に揃えましょう。
バウンディングボックスの余白を調整し、複数のオブジェクトを選択し3つのグループを作ります。
3つ全てグループ化したら、
分布機能は、両端のオブジェクト(赤枠部分)を基準に均等に分布されるため、先に両端を調整しておきます。
次に均等に配置したいオブジェクト全てを選択します。
そして「水平方向中央に分布」をポチっとな。
綺麗に配列されました!
すべてを組み合わせてみる
今までの応用編!…と言うと大袈裟ですが、
このオブジェクト達を綺麗に配置してみます。
これまで同様、全てのオブジェクトのバウンディングボックスの余白を調整します。
先にアイコン達を全て選択し「水平方向中央に整列」をポチッ。
次に、文字を右揃えにしたいので文字のみ全て選択し「水平方向右に整列」をポチッ。
アイコンと隣り合う文字を選択、グループ化し、3つのグループに分けます。
最後に3つのグループを全て選択し「水平方向中央に分布」をポチっとな。
上下のオブジェクトに合わせて、間隔が綺麗に整いました!
最後に
以上、Illustratorの整列パネルの使用方法ついてご紹介させていただきました。
綺麗に、そして簡単に配置が出来て、非常に便利な機能ですよね!
以前、無知な私はペイントソフトで水平線を引いてちまちま頑張っていたものです・・。
ちなみに今回の例に使用したオブジェクトは、
先日制作した弊社のチラシでした。
皆様も是非、活用してみてはいかがでしょうか。