こんにちは!ディレクターの中田です。
新元号が「令和」に決まりましたね。政府は情報漏洩を防ぐため、有識者会議中に官邸内の電波をシャットアウトしたそうです。
デジタル時代のセキュリティは永遠の課題かもしれません。
今回のブログは3月にMozillaが正式リリースした「Firefox Send」についてです。
DropboxやGoogleDriveなどのオンラインストレージサービスとは少し違い、シンプルにファイルの送受信を行う「宅ふぁいる便」や「GigaFile便」といったサービスと同じものです。
それでは優れたUIやエンドツーエンド暗号化でセキュアなFirefox Sendの使い方をご説明させていただきます。
Table of contents
はじめに
まずはこちらの動画を御覧ください。
いかがでしたでしょうか。
この動画を見ただけでもスグに使えるような気がしてきますね。
ファイルアップロードの方法
それではFirefox Sendにアクセスしてみましょう。
画面中央の「アップロードするファイルを選択」を押すか画面内にファイルをドロップしてください。
送信ファイルのセットが完了すると、プションでダウンロード回数制限・有効期限・パスワードの設定が可能ですので任意で設定してください。
「アップロード」を押せば終了です。
複数ファイル対応・最大ファイルサイズ1GB(アカウント未登録の場合)
URLを共有する
「リンクをコピー」を押して、ファイルを送信したい相手にリンク(URL)をお知らせしてください。
ファイルをダウンロードする
お知らせされた受信者がリンク(URL)を開くと、このような画面が現れ「ダウンロード」を押すだけです。
ダウンロードが完了すると以下の画面になります。
アカウント登録して2.5GBにアップグレード
Firefox Sendではアカウントを作成すると最大ファイルサイズを2.5GBにアップグレードできます。
画面右上の「ログイン/登録」を押して入力したメールアドレスへFirefox Accountsから有効化メールが届きますので「今すぐ有効化」を押してください。
さいごに
Firefox Sendが他の類似サービスより優れている点はずばりセキュリティです。
本サービスを開発したMozillaは公式サイトの中でこのように語っています。
「Mozilla は、当初から代替ブラウザーだった Firefox を開発している非営利法人です。私たちは、インターネットが利益ではなく人々のために運営され続けるよう、製品や政策を生み出しています。」
Mozillaはユーザー間でのファイル送受信の便利な仕組みをつくり、エンドツーエンド暗号化でファイルの中身を収益に利用しないことが明文化されています。
非営利だからこそ出来るセキュアなサービスではないでしょうか。
お客様とサイズの大きなファイルをやり取りする際には、Firefox Sendをぜひ活用していきたいと思います。
本記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。最後までご高覧いただきありがとうございました。