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Staff Interview|エンジニア座談会

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Staff Interview
 

エンジニア
松村 拓 × 六川 千甫 × 木村 瑠美奈

ウィルスタイルのエンジニアチームで活躍する松村さん、六川さん、木村さんに、仕事やチームのこと、日々のやりがいについてお話を伺いました。3人の経歴や得意分野はそれぞれ違いますが、共通しているのはコツコツ積み上げる喜びを大切にしていること。入社の経緯や構築以外の仕事との関わり、これからの目標まで、ざっくばらんに語ってもらいました。

それぞれ3人のエンジニアについてのブログもございますので、よろしければあわせてご確認ください。

松村:エンジニアの仕事と働き方について
六川:エンジニアとしての私のこだわり
木村:中途入社4ヶ月。嬉しかったこと、大変だったこと。

ー ウィルスタイルに入社するまでのことと、今のお仕事について教えてください。

松村 ウィルスタイルに入る前は、坂口さんと奥田さんがウィルスタイルを立ち上げる前に在籍していた会社で更新サポート業務をしていました。専任がいないと回らないほど多くの更新業務がある会社だったので、WordPressや色々なCMS、検証ツールなどを使って、基礎経験をたくさん積むことができました。2016年にウィルスタイルに入社してからは、アシスタントディレクターや更新サポート・構築など幅広く経験した後、今はエンジニアとして働いています。色々経験してみて、自分には一つのことに専念する方が向いていると実感しました。キャリアの希望はしっかり考慮してもらえるのはありがたいですね。

六川 私は新卒で2021年に入社しました。最初の2年間はデザインと更新サポート業務をしていたのですが、坂口さんの提案でエンジニアに転身することに。お話をいただいたときは、まだデザインを続けたい気持ちや専門的なコーディングの知識がないことによる不安もあり悩んだのですが、キャリアや人生の先輩が勧めてくれるならと挑戦してみました。今は構築の仕事を中心に、更新サポートのチーフ業務、UI事業を担当しているのですが、エンジニアならではの楽しさもあって、日々やりがいを感じながら働いています。今振り返ると、いい判断をしたのではないかなと思っています。

木村 私は前職で幼稚園の先生として4年間、担任を務めていました。教育的な幼稚園でプログラミング教育に触れる機会があり、そこからWebに興味を持つようになりました。20代半ばのときに「新しいことに挑戦したい」と思って、働きながら夜や週末にスクールへ通ってプログラミングを学び、卒業後は地元北海道のデザイン制作会社でエンジニアとして働いていました。その会社では紙媒体のデザインを少し担当することもありましたが、メインはエンジニアの仕事です。そういった経緯もあって、ウィルスタイルにはエンジニア職で入社しました。ただ、今でもデザインへの関心は持ち続けています。今は構築や更新サポートを中心にしながら、アシスタントディレクターの業務にも取り組んでいます。

ー エンジニアチームは普段どのように仕事を進めているのですか。

松村 今は3人で案件を回していて、毎週月曜日にCTOの奥田さん主催のエンジニアミーティングがあります。新しい案件が来たら、持ち案件の状況を考慮して担当を割り振ってくれるんです。偏りが出ないように調整してくれていますが、忙しい時期と落ち着く時期の波はありますね。

六川 確かに、すべての案件がスケジュール通りに進むわけではないですよね。

木村 ミーティングは進捗確認や疑問点の相談が中心なのですが、10〜15分くらいでさっと終わるので、毎週あっても負担なく、その後は自分の作業に集中することができます。むしろ困ったことをすぐに相談できる機会があり助かっています。

六川 そうなんです。難しい案件で行き詰まったときも、奥田さんに聞けばすぐ答えてくれます。「もっと早く聞けばよかった!」と思うことも多いですね。こうして質問タイムを設けてもらえるのは本当にありがたいです。

ー チームにとって奥田さんはどんな存在なのでしょうか。

松村 本当に頼れる神的な存在です(笑)。困り果てた顔を見たことがないし、どんな問題にも解決策を持っている。できれば自分で解決したいと思いつつも、奥田さんがいるという安心感は大きいですね。

木村 頼りすぎないように意識していますが、「最後に奥田さんがいる!」と思えるのは心理的な安心材料になっています。エンジニアとして成長中の私もどんな案件でも落ち着いて取り組める環境です。

ー エンジニアとしてのやりがいや大変なことはなんでしょうか。

松村 納期ギリギリだったり、仕様が複雑だったりすると大変ですが、難題をクリアできたときは、謎解きが解けたみたいで達成感があります。公開日が決まっている中で進行が遅れると、どうしてもしわ寄せがエンジニアに来てしまうので、踏ん張りどころですね。ただ、エンジニアに負担が偏りやすいことは奥田さんがディレクターに伝えてくださるので、少しずつ改善されていると感じます。

六川 確かに、公開日が伸びて同じ案件を長く修正していると新鮮味はなくなってしまうなと感じます。でも、新しい案件に入るときは「こう組んだら良さそう!」と考えるのがワクワクします。他の場所でも使いやすいコードや整理された綺麗なコードを書けたときは、すごく嬉しいですね。

木村 他にも、構築の進め方に自由度が高いので、自分の裁量で組めるとこもやりがいですよね。私は今日ここまで終わらせたいという目標を少し多めに設定して、それを達成できたら自分を褒めるようにしています。

六川 それは構築スピードも上がりそうですね!私は、奥田さんに教わった方法で、デザインデータをもらったら構築するページを全部書き出して、終わったら消すようにしています。消すのが爽快で、作業がどんどん進むんです。ただ、制作中にデザイナーやディレクターがお客様と直接やり取りしているのを見ると、ちょっと羨ましいなと思うこともあります(笑)。

松村 前に出て評価されるより、自分なりのやりがいを見つけて楽しめる人のほうが、エンジニアには向いているかもしれませんね。

ー 普段のスキルアップはどのようにしていますか。

木村 前職から来たのでまずは環境に慣れることが優先でした。最近はAIも活用しながら、コードのエラーを確認したり、ドメインやサーバー周りの理解を深めるように努めています。本格的なスキルアップはこれからですね。

六川 デザイナーと兼務していたときは、HTMLの本を読んだりCodePenで動きを試して貯めたりしていました。実案件で悩む時間が減るので、効率的です。今は勉強の時間を取るというより、実案件をする中で学んでいくほうがメインですね。

松村  僕も同じです。勉強していた時期はありましたが、やった内容を覚えていないことも多く(笑)。実案件でやったことはしっかり覚えられるので、壁にぶつかったらその都度解決しながら覚えるスタイルです。

木村  分からないから諦めるということはできないので、本気で調べるから力がつきますし、スクールにいたときより圧倒的に成長している実感があります!

ー 他の職種との兼務についてはどのように感じていますか。

木村 キャリアが浅いうちなら兼務はやっておくといいなと思いました。色々な経験が掛け合わさって、制作全体や最初から最後までの流れが見えやすくなります。大変ですが、「あのときやってたから役立ったな」と感じることが多いですね。入社して2〜3か月くらいの頃は、アシスタントディレクター業務2件、更新サポート、構築案件1件が重なり、兼務のバランスが一番難しかったです。さらに撮影やインタビューで1日構築の作業時間がなくなることもありました。そこで「ディレクター案件は1つに集中させてほしい」と相談し、それ以降は余裕をもって作業に取り組めるようになりました。うまく進まないときは夕方以降にしっかり時間をとって自分の構築作業に集中するなど、自分に合った取り組み方を工夫することで、今は兼務のバランスも取りやすく、以前より落ち着いて進められるようになっています。

六川 私は構築以外に、更新サポートのチーフ業務やUI事業も並行して担当しています。1日まるまるサポートで終わってしまうこともあるため、構築に集中したいタイミングは少し大変です。その一方で、サポート業務を経験することで「サイトはこういう構造なんだ」や「お客様が更新できるのはここ」といった基本が理解できました。サポート中に昔の自分のコードを振り返り「もっと流用しやすくできたな」と思うこともありますが、それも成長の証だと感じています。

ー それでは、皆さんの将来の目標はなんですか。

木村 アニメーションなど、動きのある構築はまだ苦手なので、デザイナーの考えをしっかり汲み取って思い通りに形にできるようになりたいです。また、ディレクターの道も向いていると言っていただいたので、エンジニア以外の仕事にも素直に挑戦しながら、自分に合ったものを模索していきたいと思っています。

六川 この秋でエンジニアになって3年目になります。まだサーバー周りの知識は十分ではないので、今後もっと学んで、スムーズに対応できるようになりたいです。現在は松村さんがサーバー周りを担当くださっているので、私も技術面全般で幅広く活躍できるようになりたいと思っています。また、和風テイストのサイトを担当したことがないので、そういった案件にも挑戦してみたいです。まだ経験したことのないジャンルにも取り組んで、どんなデザインでも対応できる力をつけたいと思っています。

松村 最終的には奥田さんのように、「この人に聞けば大丈夫」と思ってもらえる存在になりたいです。その域にどこまで近づけるかを意識しながら、さらに技術を突き詰めていきたいですね。

六川・木村 今でもすごく頼りにしています!

ー 最後にどんな人がエンジニアに向いていると思いますか。

松村  王道かもしれませんが、「組み立てるのが好きな人」が向いているのではないでしょうか。プラモデルやパズルのように、細かい作業をコツコツやり、完成したときに達成感を感じられる人はピッタリです。

木村  私も昔ジグソーパズルが好きでした。没頭できる時間が好きな人はハマると思います。Web業界は幅広く学べるので、「いろいろ学びながら頑張りたい人」におすすめです。

六川  私はLEGOで家を作るのが好きでした。いろいろなパターンの設計図を見ながら組み立てるのが楽しくて、作っては解体して、また組み直す…というのを繰り返していました。「コツコツ積み上げる作業が好きな人」に向いていると思います。

松村  そういう喜びを感じられる人なら、納期とのバランスを取りながら楽しくやっていけると思います!

普段はあまり聞けないエンジニアの工夫や思いに触れて、お仕事の裏側を少し覗くことができました。日々の中で工夫を重ね、目標に向かって前に進む姿がとても印象的で、サイト制作を支える欠かせない存在だと改めて感じました。これからのエンジニアチームの活躍も楽しみにしています!

Interviewer:Designer : Ryuya Fujita
Author:Designer : Mizuka Chikahisa
Photo:Designer : Ryuya Fujita

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